お久しぶりです、Bellis さん。
「やぁ、遙か東方の日が昇る国のBadfinger好きなお方、Stormin' Norm って呼んでおくれよ」
そうですか、それじゃちょっと日本風にアレンジして、嵐の濃霧って呼ばせて頂きますね。
「うん。なんか知らんけど、かっこいいじゃん」
 
前回のインタビューの最後で言ってた、1968年のCavern Club の写真、ありましたよ。
「おう、でかしたな。ちょっくら見せてみてよ」
はい、どうぞ
「これこれ、この写真は Paul と結婚前の Linda が撮ったって言ってたな」
 
Tom が Iveys に入った後も、彼と会うことはあったの?
「よく会ってたよ。 Iveys 加入直後にも、なんかマネージャーと意見が合わなかったみたいで、もう辞めてやる~とか言ってたけど、一緒に曲を作ったり演奏したりしてうさを晴らして戻っていったこともあったのぉ」
その時の曲って残ってるの?
「それは、ヒ、ミ、ツ」

「っていうか、一時は 7 Park Avenue の彼の部屋に入り浸ってroom sharing状態じゃよ」
7 Park Avenue 2013
7 Park Avenue って、ここかな? これは最近だけど、それはいつ頃?
「お、こんな感じだったぞ。もう40年以上前の1969年。まだRon がいたころだったのぉ」
ということは、他のメンバーとは顔なじみ?
「そらそうよ。 Ron が辞めた時は Tommy も Pete も俺のこと推薦してくれたんじゃ、Bassやってたからね」
でも、Joey に決まったんでしょ?
「まぁ、乗り気だったんだけど、俺の方の事情もあってね」
大人の事情ってやつでしょ?
「Calderstones 解散後に Seftons というBandに入ってなぁ、1968年1月のことよ。で、その契約の関係で、Iveysに移籍ってのもなかなか難しくてなぁ。タイミングが悪かったんじゃよ」
 
それではここで、Norman Bellis さん加入前の Seftons の曲をどうぞ!
 
The Seftons - I Can See Through You  (1967/01)
 
「これ Seftons 唯一のシングル盤。いい曲じゃな。俺が加入するちょうど1年前か、今初めて聴いたよ」
唯一って、嵐の濃霧さん、加入しただけで解散なの?
「いやいや、ここからが大活躍なんじゃよ。Seftons のBass奏者が辞めたので、俺が加入して、それからAppleと契約したんじゃよ。Appleといっても、iPodやMacじゃないぞ
そんな話、聞いたことないけど。
「これ見ておくれよ。ここに収録されてる Perishers というのが Seftons から名前を変えたBandじゃ」
94 Baker Street Revisited (2013)
「Appleといっても、Apple Publishingの方だけね。Mike Berry って知ってるじゃろ?」
ああ、聞いたことあります。確か Iveys がApple と契約した時に関係していたような。
「そうそう、当時はApple Publishingの責任者で、Seftons と契約後に、彼がバンド名を The Perishers に変えろって言ったんじゃよ」
 
それではここで、Norman Bellis さん加入後の Seftons 改め The Perishers の曲を2曲続けてどうぞ!
 
The Perishers - How Does It Feel (1968/09)
 
The Perishers - Bye Bye Baby (1968/09)
 
「これはどちらも俺とメンバーの共作、いい曲じゃろ?」
そうですね。次の曲が楽しみですね。
「ところがどっこい、これが Perishers 唯一のシングルなんじゃよ」
あらら。でもどうせまた名前を変えてレコード出したんでしょ?
「では、またお会いしようじゃないか。さらばじゃ!」
Melody-Maker-1968-0914 perishers
 
ちょっと待ってください。今回は Tom の話が少なかったから、最後に何かひとつお願いしますよ。
「そうじゃな。Tommy は何かあると俺に自分のことを兄貴って呼べっていうんじゃよ」
そんなに年齢離れてたの?
「全然。彼とはたった1日違い。俺が6月6日で兄貴は6月5日」
1日違うだけで、見た目は30歳くらい弟の方が年上に見えるね、今は。
「・・・」
では、またお会いしましょう。さらばじゃ!
 

★★★