Gary Walker & the Rain 詰め合わせ
 
1968/02   7"   Polydor:56237   Spooky b/w I Can't Stand to Lose You
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1968/04   7"   Philips:SFL-1150   Spooky b/w I Can't Stand to Lose You
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ついに出た Gary Walker 独立後の初のソロ・ナンバー。ニュー・グループ、 The Rain を率いての華々しいデビューです。1967年5月3日、Walkers 解散後、Scott は Scott/スコット, Scott2/スコット2 の2枚のアルバムと Jackie/ジャッキー を放ち、John も Annabella/アナベラ と If I Promise/あしたの誓い そして If You Go Away/イフ・ユー・ゴー・アウェイ  のアルバムを発表して大活躍。 Gary だけがレコーディングの噂がなく、ファンを心配させていました。しかし、以前の録音の You Don't Love Me/夜明けに恋はない と Twinkie-Lee/トゥインキー・リー が大ヒット。今年のはじめの来日公演でも非常に元気な姿をみせて、健在ぶりを示しました。
 
Gary は1967年の夏から秋にかけて自分のグループ The Rain を結成。新曲発表のチャンスをうかがっていました。彼は The Rain を称して 「イカシてる。最高! すごく楽しいし、新鮮さのあふれたグループです」 と語っています。そして、いよいよ新曲の発表。彼らの今後の活躍が期待されます。          北山幹雄

 
1968/08/10   7"   Philips:SFL-1174   The View b/w Thoughts of an Old Man
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Walkers が解散してしばらく経ってから、John も Scott もそれぞれソロとして新たにデビューしレコードも出したのに、Gary だけは何の音沙汰もなく、ファンを心配させていました。ところが Gary はその頃、Beatles ばりのグループを作るためにメンバーを吟味していたのです。昨年の10月に、選ばれたメンバーによるグループができあがり、Rain と名付けられました。 Rain 雨 という名は Gary が付けたのですが、彼は、雨はすべてのものを流してくれるので好きだから、心機一転のつもりで付けたと言っています。
 
第一弾の Spooky/スプーキー は、グループのカラーに合わず、彼ら自身も乗らなかったと後で述べていましたが、今度ついた新曲は、まさに半年をかけて作られた Rain の真髄と言えましょう。ニュー・ミュージックのエッセンスと、Rain の個性を巧みに活かしたこの2曲は、音楽的にも素晴らしいものです。グッと進歩した Rain のミュージシャンとしての意識が、この曲に集結されているようです。両曲とも、作詞作曲は Gary Walker と Joey Molland です。          星加ルミ子

Gary Walker (drums) 1944/03/09生(前作に引き続いて44年と書いてあるけど、当時の公称なのかな? 今では1942年生まれになってる) Glendale, California 出身
   大の日本びいきで最近ではひとりで2月に来日している。

Joey Molland (lead guitar) 1942/06/21生(と書いてある。こちらは公称じゃなくて単なる誤植。実際は1947年) Liverpool 出身
   目の大きな、Paul McCartney によく似たルックスで人気を集めている。
 
Paul Crane (vocal/guitar) 1947/07/30生 Liverpool 出身
   Spooky/スプーキー をはじめ、ほとんど彼のソロ。子供っぽい楽しい少年で、目の細いのをちょっと気にしている。
 
John Lawson (bass) 1945/09/25生 London出身
   のっぽでキリリとした男性的なところがベーシストとしてぴったり。時にはボーカルも担当する。
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1969/01   7"   Philips:SFL-1190   Magazine Woman b/w Take a Look
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Scott, John より一足出遅れたとはいえ、Gary は Rain という4人組のグループを作り、目下一番活躍しています。 Rain のデビュー曲は Spooky/スプーキー、その後来日して人気を盛り上げ、グループ全員で書き上げた The View/孤独の影 を発表しました。そしてこの新曲 Magazine Woman/マガジン・ウーマン は3枚目になるわけです。
 
Gary Leeds、もはや Walker の名前を返上して、生まれ変わったつもりで一からやり直すと来日の際語っていましたが、他のメンバーもこうした Gary の心意気に友情と信頼をよせ、Rain を素晴らしいグループにするため努力しています。 「僕のことをみんなは Leeds と呼ぶ。それはもう Walker 時代の栄光と名声を必要としないということだ。僕らの目標は Beatles 。彼らのように後世に残るヒット・ソングを作り、歌うことだ。Rain は人気だけではなく、実力のあるグループにならなければいけない」 かつて来日した時とはうって変わったこの Gary の頼もしい希望にあふれた態度は、まぎれもなく、6月来日のステージに見受けられました。
 
Rain は来日前に11曲を作詞作曲し、レコーディングしていました。 The View/孤独の影 と、この Magazine Woman/マガジン・ウーマン もその中の2曲です。そして、来日の時のステージでじかに感じたファンの反応でMagazine Woman/マガジン・ウーマン をイギリスより早く日本で発売してくれるよう Philips に Rain から依頼がありました。
 
日本を第二の故郷と思い、いつでも来日したいと語っているリード・ボーカルの Paul Crane は 「僕は家族と離れて旅行したのは今度が初めてで、来る前はホームシックにかかって3日と持たないのではないかと思っていたけど、日本のファンの素晴らしい歓待で、すっかりここに住みたくなった」 と来日の際語っていました。
 
今年の11月に、二度目のイギリス・コンサート・ツアーに出かけた Rain たち。 イギリス中でも、もうすぐ素晴らしい人気を獲得することでしょう。 ベースの John Lawson、リード・ギターの Joey Molland ともども来年には再度来日するということです。そのためにも、この曲が大ヒットすることを祈りましょう。          星加ルミ子

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1969/03   EP   Philips:SFL-3243   1.Magazine Woman   2.Take A Look b/w 1.The View   2.Spooky
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1969/01   7"   Philips:BF 1740   Come in You'll Get Pneumonia b/w Francis
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Shindig! issue No.2 Jan-Feb 2008
 
Gary Walker & the Rain 1968 twi
 

★★★