Little Malcolm and His Struggle Against the Eunuchs (June 1974)
Apple Studios version of “Lonely Man” by Splinter for the film, Little Malcolm and the Struggle Against the Eunuchs (1974). It’s only the intro because the rest of this version of the song was never released.
session players: Bob Purvis, Bill Elliott: vocals George Harrison, Pete Ham: guitars Bill Dickinson, John Taylor: bass guitars Billy Preston: keyboards Jim Keltner: drums
For details, http://badfinge.ipower.com/Splinter/AnotherChance.html
★ Splinter - Lonely Man [Film Version] (feat. George Harrison and Pete Ham)
Ravi Shankar から相談を受けた George Harrison が誰に声をかけようかと思い巡らすシーン George 「Ravi は当然として、Ringo、それからできれば John だな。 たぶん Eric も来てくれるだろうし」 Miss O'Dell 「Leon は?」 George 「Leon 、いいね。それと Jim Keltner」 Pattie 「Klaus Voorman も」 Miss O'Dell 「もちろん、Billy Preston もね」 George 「それから、Badfinger」
Gibbons はいいとしても、写真が裏焼き?
Badfinger
が最初にリハーサルに参加したのは Nola Studios で、George と Shankar が記者会見を行なう前日の1971年7月26日。その時の参加者は Badfinger, George Harrison, Klaus Voorman, Jim Horn の horn section など。George からの依頼は、All Things Must
Pass で Badfinger がやったことと同じ役割。 Mike
には「drums演奏はないけど、参加してくれるかな?」と、一言あったみたい。 My Sweet Lord では、George と一緒に Pete
も歌ったらしい。
本番前夜の technical rehearsal at Madison Square Garden の全体写真から4人を探してみたんだけど、定位置付近にはいないのでよくわからない。なんとなく似た人をあちこちから見つけてまとめてみたけど、Tom がはっきりしないなぁ。
白い衣装もそうだけど、Pete は自分たちの脇役という立場を逸脱しない範囲で可能な限り埋没しないように考えていたのかな? アンコール前の最後の曲 Something で、George が歌い終わり、まだバンドの演奏は続いているのにギターを肩から外して後ろに置くんだけど、それを Pete は見ていて、素早く自分もギターを肩から外す場面がある。 Tom は最後まで演奏し、ギターを肩から外そうとしている。
George の挨拶中も、Pete はいつでも飛び出せるように準備万端。 右端の Joey はまだギターを抱えたまま。
挨拶も終わって George が退場しそうになると、Tom は立ち上がる。 Pete は早く先導しろよ って感じだけど、Joey はまだギターを抱えて座っている。 のんびり屋さんか?
Tom の動きも素早くて、さっと先導役に。 Pete がそれに続き、うまく George の直前に入る。 Joey は別ルートなのか、画面に映らず。
退場の時、後ろから George にライトが当たると、その前の Pete の白い衣装が浮き上がり、親分よりも目立っているような。 この特別な位置(目立つ場所ってことじゃなくて、George 親分のすぐとなり)を勝ち取るために、常に George の動きを予測して待機していたんだなぁ などと妄想。
この時 Tom が弾いていた Harptone 12 String Guitar は George 所有のもので、All Things Must Pass の録音時にも George や Badfinger によって使用されていた。 1974年に George がプロデュースした Splinter のデビュー・アルバム The Place I Love でも使われ、そのままメンバーの Bob Purvis に譲られた。
Joey は、このコンサートにおいての Pete と自分の扱われ方の差に不満や嫉妬のような感情を抱いたようで、それに対する Pete の回答が このコンサート後に吹き込まれた Take It All の歌詞に表現されている。