Badfinger covers

バッドフィンガー Badfinger の周辺をいろいろと... Badfinger の曲をカバーした人とか、ちょっと関わった人とか 外周を遠回りに巡ってます

Love_Time





[digital download] Badfinger - Meanwhile Back at the Ranch/Should I Smoke / Love Time / Just a Chance

Warner Music Group - X5 Music Group 
Badfinger - Meanwhile Back at the Ranch/Should I Smoke / Love Time / Just a Chance (digital music download) 
 
 
2016/12/26   Pub Rock     10. Meanwhile Back at the Ranch / Should I Smoke - Badfinger   [20 songs] 
Meanwhile Back at the Ranch Pub Rock 2016
 
2017/02/24   Pub Rock     4. Meanwhile Back at the Ranch / Should I Smoke - Badfinger   [20 songs] 
Meanwhile Back at the Ranch Pub Rock 2017
 
 
2017/02/14   70s Soft Rock     6. Love Time - Badfinger   [25 songs] 
Love Time 70s Soft Rock
 
2017/04/07   Play - British Pop     4. Love Time - Badfinger   [29 songs] 
Love Time Play - British Pop
 
 
2017/02/16   70s Hard Rock Classics     16. Just a Chance - Badfinger   [20 songs] 
Just a Chance 70s Hard Rock Classics
 
2017/03/23   Play - 70's Music     6. Just a Chance - Badfinger   [30 songs] 
Just a Chance Play - 70's Music
 
2017/04/24   Power Pop Box     8. Just a Chance - Badfinger   [47 songs] 
Just a Chance Power Pop Box
 
2017/09/26   Shake Some Action - Power Pop Classics     4. Just a Chance - Badfinger   [33 songs] 
Just a Chance Shake Some Action - Power Pop Classics
 
2018/04/03   Peace Love and Understanding: 1974 Rock     7. Just a Chance - Badfinger   [24 songs] 
Just a Chance Peace Love and Understanding 1974 Rock
 

★★★

Emil Brandau - Love Time (2015) / FumiPgood - Love Time (2009)

Emil Brandau - Love Time (2015)

Way too much vibrato but it was late at night when I recorded this and I think it's a decent first try since I don't usually sing in a pop/rock style. Just a quick vocal cover I did. 
 
 
FumiPgood - Love Time (2009)

 

★★

[Badfinger F.C. 会報] Love Time Vol. 4 (1975-06-15発行) 2

[P6] 
 
誰も知らない   名古屋・渋谷

誰も知らない 誰も知らない
なんてすばらしいのでしょう あなたが輝いている時
誰も知らない 誰も知らない
なんてすばらしいのでしょう あなたが河にそそる時
 
彼の詩の中には いつも 愛があり 今彼が この世に
居なくなった今 その愛とは バッドフィンガー 自体だった
のでしょうか?
 
 
 
Without You Pete   旧会員・大阪・栗田
 
聖5月の一報にしては、あまりにも唐突で痛ましいNewsではないか。なつかしい高校時代のなつかしい人々。そのうちで、栗色の髪と端正な鷲鼻と、やさしげな瞳を思い起こさせてくれた、あの・・・ Pete Ham が既に帰らぬ人になってしまったなんて、本当になんて哀しい知らせなんだろう。
 
私にとっては、Badfinger の存在もすべてが彼の傍らにあったように感じられる。Without You 一曲だけでも、あのすばらしいメロディは5年という月日がたった今日でさえ、私の耳奥にこびりついて離れることがない。そしてそのメロディラインのバックには、ぬぐいようのない Pete の面影が重なり合ってしまうのだ。あぁ、今となっては愚痴になってしまう。
 
私の愛した Midnight Caller, Without You の彼はもう、遠い遠い人になり果てた。 ニルソンによって世に知られた例の曲も、その事実に従って、ファンの間の哀しい語り草になることだろう。  あぁ、まったく哀しい夜になったものだ。あのバングラデシュのスクリーンに映った Pete の元気な動く姿が眼前に迫るようにも感じられる。
 
唯、もう今はこの哀しい夜を、なつかしい No Dice を流しながら明かさねばならない。本当に本当に、亡き人を語ることは辛さ以上のものだ。
 
最後に、Pete の魂が安らかならんことを、天上で思い出のメロディに包まれて、美しく再生されんことを祈ろうと思う。
 
さようなら  Pete Ham !
nobody's going to help you now.
 
 
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[P7] 
 
我が愛する Pete へ
 
 
Without You が好きな女の子   旧会員・京都・中川
 
前略、F.Cの会員でもないのに Pete の死を知らせてくださってありがとうございます。ホントにびっくりしました。昭和47年4月付の旧F.C会員証。あれから3年以上も月日が流れて私も19才。 Badfinger, Beatles, CCR, Raspberries に夢中だったあの頃が思い出されます。 Without You 、皮肉なことに Nilsson でヒットしたけれど、私は Badfinger の Without You をリクエストし、全然採用されずカッカしていた頃が懐かしくて仕方がありません。アップル最後の Ass 以後の音楽活動は知らないが、たぶん去年の8月号のMLに写真が載っていた。深夜のレコーディングに張り切る Badfinger の面々。あの時の Pete は、確かに笑っていた・・・。
 
彼が死を選んだことは悲しいことだけれど、彼が残してくれた音楽(レコード)は一生消えることなく私達の心に生き続けるだろう。 Pete の冥福を祈るとともに、 badfinger の今後の活躍を期待したいものだ。
 
 
 
Pete 他界   東京・杉本
 
Pete が他界してしまったことはみなさんはご存じかと思います。そこで今回、初めてお便りを出したしだいです。 僕がフィルムで見た Pete は、やっぱり老けていた・・・が、笑顔をしていて、いつもにこやかな感じを受けたが、なんでこんなことが、よりによって Badfinger に・・・。
 
あの知らせを聞いた日、ただ呆然と焼酎をくらい、「なぜ死んじまったんだ。死んだら元も子もないじゃないか。ばかやろう・・・。お前たちの音楽を聴き、何回希望が湧いてきたことか、勇気づけられたことか知らないだろう」 などと言って、一日中ふらふらしていたんだ。まだ信じられないよ。コンサートの時も、地方の人から、これと同じような手紙がどこかの方言で来ていたっけ。
 
これを読んでいるファンクラブのみなさんも Badfinger の成り行きを見守っていようじゃないですか。 
 
 
 
Pete のクソバカ!!   旧会員・広島・吉村
 
なんで死んだんや Know One Knows アホ~、このインキン!!
これから Badfinger はどうなるんや Without You
素敵な君 だったのに、何が気にくわんのや。ええかげんにさらせよ!!
ワシが何をしたというのだ! オンドリャ~!!
今の状態じゃ食っていけんのか? アホンダラのドスケベ~
死んでもなんにもならんだろうが。 どうせ死ぬなら
世界がびっくりするような大事件を起こせばよかったんで~
そしたら名も少しは知れたのに!
できるなら死ぬ前に一辺広島へ来りゃ~よかったんで~
名物の牡蠣を食わっしゃったのに。
悲しいよ。
Sweet Tuesday Morning はいい曲だ。涙が出てくる。
クソバカ!!!
I remember finding about Pete Ham
 
 
 
なんということでしょう!   東京・山本
 
逆言の狂言というか、あの Pete さんが環らぬ人となってしまったのです。F.Cの活動も順調に進み、すべてうまくいきそうだったのに・・・。彼の素晴らしい音楽が聴けなくなってしまうばかりでなく、Badfinger の音楽生命自体終わってしまうかもしれないのです。また、事故死ならまだしも、自殺ということが私の上に大きくかぶさってきます。彼なりの悩みがあったのでしょうが、それも今となっては知りようもありません。ただ故人の冥福を祈るしかないのです。これから先の見通しはまったくついていませんが、メンバーひとりひとりを、末長く暖かい目で見守っていきたいと思っています。なんといってもショックが大きすぎました。以上
 
 
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[P8] 
 
Pete の死によせて   新潟・嶋崎
 
信じられないニュースがラジオ番組の中で流れてきた。あの Pete が死んでしまうなんて・・・
しかも自殺という想像もつかない報告だった。
 
Badfinger といえば、Pete Ham 。バッドフィンガー・ミュージック=ピート・ハム といっても過言ではないくらい、彼の書き上げた音楽は素晴らしいものだった。彼らのヒット曲はほとんど Pete の手からなり、特に作曲に関してはその才能が専門家から認められていたほどである。僕自身も、彼らのベスト・アルバム Straight Up では彼の実力、才能から存分に発揮されていたと思う。何度レコードに針をおろしたことか・・・
 
来日も実現していないし、地方の関係で、ついにフィルムやTVなどで彼の活躍を見ることができなかったことは本当に残念に思う。そして、もう彼の音楽が永久に聴けなくなってしまうかと思うと、たまらない。 Baby Blue 以後、目立った新曲、ヒットがなかっただけに、彼の腕への期待は非常に大きかったのに・・・
 
さらに心配なのは、Badfinger の今後である。リーダーを失い、しかも音楽そのものが Pete 中心に動いていただけに、不安だ。なんとか Pete のためにも頑張ってほしい。そして、彼の生前のスクラップになっている曲もあるはずだ。たくさん聴かせてほしい。
 
"ウィズアウト・ユー" "デイ・アフター・デイ" "ベイビー・ブルー" とても ピート が死んだなんて思えない。信じたくない。
LoveTime 08
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[P9] 
LoveTime 09
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[P10] 
LoveTime 10
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[P11] 
LoveTime 11
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[P12] 
Baby Blue 楽譜 (省略)
 
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[裏表紙] 
LoveTime b
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このワーナー時代のFC(東京本部・郵便局留めだった)には一度だけ手紙を送ったことがある。 
1975年9月13日に書いて14日に投函。 
1975年10月29日に受取人なしで戻って来た。
1週間の受け取り期間と1ヶ月の保管期間だったかな? その間に受取人が来なかったと書いてあった。
この会報の発行以降もしばらく活動していたはずだけど、9月では遅すぎた。
 
 
 
前半へ  

 

[Badfinger F.C. 会報] Love Time Vol. 4 (1975-06-15発行) 1

[表紙] 
4 (1975)
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[P1] 
LoveTime 01
何となく憂うつな毎日が続いています。 東京ではもう梅雨に入ってます。 そして毎日曇り空しか見えないのです。 今月の雨は長びくそうで、いっそう憂うつになってしまいます。 ロンドンでは、この間雪が降ったそうですね。 皆、風邪をひかなかったでしょうか。
 
サテ・・・
 
今回の会報は、Pete についての特集です。Pete について多くのおたよりを送っていただきました。一通一通読んでまして改めて Pete の死の大きさを感じました。皆さんはどんな感想をお持ちでしょうか。
 
また感想などがありましたら、編集室までお送り下さいませ。   会長・本木 
 
 
 
ワーナー・パイオニアよりまだ Pete の死因についての詳しい情報が入ってきませんが、ワーナーへ移籍したことに原因があるようです。Badfinger のリーダーとして苦しんでいたのでしょう。
 
1975.4.24  ピート・ハム死亡
Pete のいなくなった Badfinger
でも、僕たちの心のなかには
思い出が残っている。    編集キャップ・渋谷 
 
 
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[P2] 
LoveTime 02
哀愁のアイビーズ   ワーナー・パイオニア宣伝課・横地
 
5~6年位前になるでしょうか。僕が初めてアイビーズをきいたのは。ラジオから流れていたのは「美しく青く」という曲でした。ちょうどその時、僕はビージーズを初めてきいた時と同じ印象をうけたものでした。「ニューヨーク炭鉱の悲劇」がそれでした。余りにもビートルズ的だったので、友達に早速きかせに走った事を憶えています。もちろん「ビージーズ・ファースト・アルバム」のサンプル盤をです。後になって、この「美しく青く」が一番ビートルズ+ビージーズ的なのだということに気がつきました。
 
僕が一番好きなアルバムは「マジック・クリスチャン・ミュージック」です。このLPにはB4のポール・マッカートニーの曲、アイビーズ・ファーストより7曲、その他未発表曲というように、バッドフィンガーというよりアイビーズのLPなのです。「明日の風」「雨の散歩道」などのなんともいえない素朴な歌声、このグループこそ僕の一番好きな言葉 (哀愁) が売り物の唯一のグループと思っていたら、「ノー・ダイス」「ストレート・アップ」ときてしまった。このグループは少しでも大げさに、生意気的に演奏してほしくはなかったのです。あくまで、こじんまりと控え目に、僕にとっては日の目を見ないでもよかったグループなのです。  思い出のアイビーズよ!
 
 
 
 
前略、 
私は旧会員です。早いものでBFとともに5年間生き続けてきました。その間にはいろいろのことがあったけれども、そんな時もいつもBFと一緒でした。ほんとうに私はBFのことを心から愛してきました。
 
しかし、悲しいことは突然やってくるものですね・・・ あの Pete がどうして・・・なぜ自殺なんかを・・・ ほんとにあんなにやさしい人が自殺なんかをしたのでしょう。Pete の死は、私自身の死と同じです。私にとっては・・・
 
しかし私は、長い人生の間に Pete のことを忘れる日は一日もないでしょう。これから先、Pete を、そしてBFをもっと今以上に見つめたいと思います。書こうと思うことはいろいろあるのですが、Pete のことで頭がいっぱいで考えがまとまりません。
 
今日は、この辺で失礼します。
 
[F.C.名古屋支部より]   どうもありがとうございました。しかしせっかくお手紙をいただいたのに名前も住所もありません。いますぐ名古屋支部までお知らせくださいね。
 
 
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[P3] 
LoveTime 03
Why? Pete!   東京・本木
 
Pete と私との つきあい が始まったのは、中三の春でした。Badfinger とは、もう4年半、でも Pete とはたった3年間の つきあい でした。
 
初めて Pete と会ったのはレコード店。 Day After Day を聴いて Paul と間違えて、はしゃいでいたのを覚えています。そして12月の初め、たまらなくなって母から借りたお金で Straight Up を買いました(結果としては母が買ってくれたということになりましたが)。Beatles の袋に入れて持ち帰りました。Beatles 以外のレコードを買ったことのなかった私は、大変な罪を犯したようで、Beatles が自分から離れてしまったようで。でも一方では、Pete の声にうっとりし、Badfinger との本当の であい に何ともいえない興奮を感じていました。
 
このときからです。私が Badfinger を愛するようになったのは。Badfinger 、特に Pete の歌は、他のそれとは全然ちがっていました。私を 実際にこの人たちに会いたい という気持ちにさせるのです。なんだ、そんなことかと思うかも知れません。でも、それまであれほど好きだった Beatles でさえも、私をそんな気持ちにはさせませんでした。 そして、今日まで私をこんな気持ちにしたのは Pete だけなのです。 Pete に会えなくなってしまった今。私に残されているのはレコード。レコードを通じて 会う ことだけが許されているたったひとつの方法。
 
でも、私はそれでも幸せです。あのやさしい声、すみきったギター、静かに流れてくるピアノの音を通して Pete に触れることができるのですから。
 
 
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[P4] 
 
追悼   ごめんね Pete、そして さよなら Pete   神戸・時光
 
Pete が自殺したということは、まさに商売が成り立たなかったからで、なんとも残念だ。僕は一生懸命、出るレコード全部買って感激していたのに・・・。
 
Day After Day の Straight Up 以後数年の間、自分たちの力を向上させるためにレコードを作らずに、ファンをやきもきさせて、うまくなったとは思うが、何といっても本当にバッチリと決まった曲がなくって残念でした。 失敗の原因は、うるさくなりすぎたことと、ヘタなロックンロールをやったこと等々、「昔のようにわりとスローで甘い曲を作れば売れるであろうに」 と思ったものだ。外国の人の評をみると詞がしょうもないということで、それも原因の一つだろう。
 
Pete といえば、バングラデシュ・コンサートのあのシーンを思い出す。ジョージと一緒に Here Comes The Sun をやった、あの首をふりふり頑張っていた Pete 。 Without You や Day After Day, No Matter What, Baby Blue と、いい曲ばかり書いていたのに。
 
マジック・クリスチャンの映画の中で 明日の風 がかかる、リンゴとピーター・セラーズの橋の上での出会い。あの曲は涙が出てくるよ。Badfinger とは信じられなかったもの。
 
Without You, Pete! お前なしでは Badfinger はあるのかよ!
 
 
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[P5] 
 
旧会員・赤松
まず最初に Pete Ham 氏の冥福を祈らなければならないだろう・・・
 
僕がロックを聴き始めたのは、1972年の春だった。それまではバカラックやポール・モーリアなどのイージーリスニングが主だった。そして、その初めてのロックが Badfinger だったのである。Day After Day がひっきりなしにラジオから流れていて思わずレコードを買ってしまったのが僕と彼らの出会いだった。
 
聴けば聴くほどよくなり、偶然ラジオで耳にした Baby Blue も欲しくなってしまい、Straight Up を買って Magic Christian Music を買って。そうなるともう頭の中は Badfinger でいっぱい。彼らの歌ばかり歌っていた。僕はその頃から4人の中でも特に  Pete が好きで、友人から顔がPete に似ているなんていわれて、声も似せたりしていた。そして No Dice を買った頃には、映画「バングラデシュのコンサート」が上映されて見に行って満足したものだった。その頃は世界中でグラム・ロックが流行していて、ギンギンに飾り立てたグループが多い中で、地味に、そしてコンスタントに活動していた Badfinger がより好きになっていった。音楽評論家の多くも彼らを高くかっていたし、有名人やミュージシャンにも彼らのファンはたくさんいた。
 
そんなわけで、僕は Badfinger の音楽を心から愛し、人間性をも愛していた。その Badfinger の中で、リーダーであり音楽的にも中心人物の Pete Ham が一番好きだった。彼の送り出す音楽は、いつもシンプルで美しい。バラードの時はもちろんだが、ヘビーなロックンロールの時にも美しいメロディを決して忘れない。
 
Pete の曲で僕の特に気に入ってるのは Without You, Carry On Till Tomorrow, Walk Out In the Rain, Knocking Down Our Home, Name of the Game, No Matter What, Day After Day などだが、そのどれもがポール・マッカートニーも比べものにならないくらいに最高にビューティフルなサウンドで満ち満ちていた。それは無論、Tom, Mike, Joey という固い友情で結ばれた3人や名プロデューサーの協力があってこそなのだが。
 
僕は Pete に実際に会ったこともなければ話したこともないが、全体の雰囲気からの印象は、温和な人柄で、他人に気を遣ってくれて、それでいてデリケートで、どこか影があるような人ではないかと思う。彼はメロディメイカーとしてだけでなくギタリストとしてもなかなかよいギターを弾いていた。そんな Pete がなぜ死んでしまったのだろう・・・。それも自殺なんて。
 
原因は想像もつかない。ワーナーに移籍してからもレコードも快調に出たし、サウンドもより洗練され、ベテラングループの格さえついてきたという時に、Tom や Mike や Joey にも打ち明けられない、まだ陽気にピアノでも弾いているような気がする。しかし Without You や Name of the Game を聴いていると涙があふれてしまう。スタンダードナンバーにまでなった曲の、その作曲者 Pete Ham はやはり僕の最高に尊敬するミュージシャンであり、最も好きなグループのリーダーだった。僕にとっては、パープルよりもツェッペリンよりもストーンズよりもEL&Pよりも何よりもステキな君だったのに。
 
彼の葬式には誰が参列しただろうなどと考えてしまう。メンバーの他に、その奥さん、ジョージやポール、トッドやクリス・トーマス、ビル・プライスやマル・エバンス、アップルやワーナーの人、他にもミュージシャン仲間、彼の使っていたギブソン・レスポールやSGはどうするのだろう。善人は早死にするというが、これでロックミュージシャンで他界した人はかなりになるだろう。Badfinger はやはり解散するだろう。Pete なしでは続けるのは無理だと思う。
 
僕の最愛の人、最高のメロディメイカー、ウェスタンシャツとジーンズとサスペンダーの好きだった Pete 、安らかに眠りたまえ。 そして Tom, Mike, Joey の前途を祈って、Pete Ham 氏の追悼を終わり、Badfinger の歴史にピリオドを打つものとします。
 
 
 
後半へ

 

Mike Barnett - Love Time (1990) / When I Say (2012)

Mike Barnett - When I Say [Tom Evans] 
 
Mike Barnett / Inside Every Man (1990)  
Mike Barnett - Inside Every Man (1990)
1990/   Cass   MB902     Side:2-3. Love Time [W & M: Joey Molland]   4. To Tell You [W & M: Mike Barnett, Lyric: Joey Molland]  
Produced by Mike Barnett & Dennis Gurley
Mike Barnett Musicians
Mike Barnett - Inside Every Man (1990) back
 
Mike Barnett   たぶんこの他にもあると思う 
1990 Inside Every Man 
2003 Shoes & Gadgets  他のも結構好きだけど、これは一番よく聴いた 
2006 Nowhere Tennessee 
2007 Blinded Youth 
2011 Bigger Than This 
 
Barnett/Gurley  [Mike Barnett & Dennis Gurley] 
2008 Evidence   [Mad Dog Radio Show 2009/09/22 でほぼ全曲聴ける] 
 
Dennis Gurley 
1997 Storms in a Teacup 
2002 Another Avenue 
2006 Ends and Odds 
2008 The Gurley Show 
 
 
Mike Barnett は、同名のミュージシャン (Country系の Fiddle の若い人、Blues系の人、Jazz系のDouble Bass の人など) が何人もいます。  
 

★★★★
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